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せりあ(19)

T151 B86(C) W54 H86

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インターホンが鳴り彼女がドアの向こうに立っていた、

      『せりあちゃん』 に出会った瞬間!  時が止まったような錯覚に陥った。


細く整った身体は、まるで繊細なガラス細工のよう。

色白の肌はやわらかく光を受けてほのかに輝き、

透けるような清潔感をまとっていた。

大きな瞳がこちらを見つめたとき、

不思議と呼吸が浅くなり。

警戒でも誘惑でもない。

ただ純粋に、目の前のアナタをまっすぐ見つめるまなざし。

――汚れを知らない、とはきっとこういうことを言うのだろう。

その無垢な存在感に反して、

彼女の胸元は、

明らかに人の理性を試すような美しさを秘めていた。

過剰でもなく、主張しすぎることもない。

けれど、形も大きさも、あまりにも完璧すぎて、目を逸らすことができなかった。

そこにあるのはただ「美」であり、

それ以上でも以下でもない――そう思おうとしても、喉の奥が熱を持ってゆく。


初々しい仕草、少し緊張した声、指先の動き。

そのすべてが、素人らしい危うさと清楚さを同時に湛えていた。

そしてふとした瞬間、彼女の中にほんのわずかに覗く“好奇心”のような気配が、こちらの想像に静かに火を点ける。

触れたいというよりも、知りたい。

なぜ、そんな表情をするのか。

何を見てきて、何をまだ知らないのか。

彼女という存在は、ただそこにいるだけで、

ひとの欲望に火を灯す。

心を満たすお時間をアナタに。

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